公式 良い音の出る弁当箱又はカーバッテリー　ナショナル　RF-727 ラジオ・コンポ

 
				            
2021年製 SONY ソニー マルチコネクトコンポ HCD-SBT40
73年にクーガ5としてナショナルから発売された２バンドです。定価は￥13500、と言う事は同じ年の5月発売の傑作３バンドワールドボーイTXより￥400安いだけ。一方は３バンドでフラグシップ級高感度、大出力(2.6w)、高音質に対して２バンドに1.6Wでは圧倒的に不利に見えます。しかし実際はクーガシリーズの一台である事、結構目を引くキュートなデザインと音の良さで可也売れた様です。FM、AMのの２バンドで、120分タイマーは付いていますが、それ以外ではチューニングメーターも無いシンプルなもの。にも関わらずネット上やオークションでは結構高値で取引きされています。理由の一つは音が良い事が挙げられていて、実際名機ワールドボーイTXと同じ物と思しき強力なマグネットの10cmスピーカーが使われています。もう一つ、今回気づいた事が有り、これが音の良さに可也貢献している可能性が有ります。以下長目の説明。本来このモデルの様な箱型でスピーカーボックスを造ると、板厚が結構必要です。音圧で板が簡単に振動して音を濁らせてしまうからです。TXでは躯体の強度を上げて対応していますが、このモデルでは結構画期的な工夫がされています。即ち、スピーカー自体は内部のサブシャーシに割と緩めに付けて接触部分にある程度弾性を持たせ、固定には可也長いボルトを使ってボディ裏板とアルニコ磁気回路のヨークを連結しています。この為スピーカーはボックスの前面には接触せず、振動による音の濁りを避けている様です。この様にスピーカーをボックスの前面から浮かせる方法というのは有名なB &Wのノーチラス、或いは富士通テンのエクリプスなどに実際に採用されていて、定位と音質の向上に有効と見なされています。このモデルの発売は73年頃と記憶しますから、当時としては非常に凝った設計だと思います。元々ボックス型で内容積は大きく、低音もそれなりに出ます。高音はスピーカーにアルミキャップが使われていて素直に伸びています。と言う事で、音については力の入ったモデルである事がお分かり頂けるかと思います。この個体は大変綺麗な外見で、見た目は過去扱った10台前後ではベスト。音も感度も良いのですが唯一タイマーが壊れて居ます。歯車の磨耗に依る故障で部品が無いと直りません。この点は価格で考慮して居ます。電池、ACコードはお付けします。
カテゴリー:
テレビ・オーディオ・カメラ>>>ラジオ・コンポ>>>ラジオ・ラジカセ
商品の状態:
目立った傷や汚れなし
ブランド:
パナソニック
配送料の負担:
送料込み(出品者負担)
配送の方法:
佐川急便/日本郵便
発送元の地域:
千葉県
発送までの日数:
1~2日で発送
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